
どうも、まーすけです。
今回は新卒で入社したブラックIT企業を辞めた時のことをお話します。
気がついたらブラック企業に入ってしまい、辞めたいと考えている方の参考になればと思います。
結論としては、ブラック企業の兆候があったら、それまでに得られた経験を棚卸しして、早めに辞めた方がいいと思いますよ。
我慢して体調を崩したら、もともこもありません。自分の身は自分で守りましょう。
なぜ、ブラック企業に入ったのか
もちろん、ブラック企業と分かっていて入社したわけではないですが、学生の当時は就活をまじめにやっておらず、面接が楽そうな小規模IT企業ばかりを受けており、内定をもらったのがその会社だけだった、が入社した理由になります。
とにかく就職できればどこでもいいかなレベルの就活しかしていませんでした。
学生時代のバイトも3ヶ月以上続いたことがなかったし、働くことへのモチベーションはかなり低かったと思います。
ブラック企業の兆候とは

以下のような兆候がある場合、ブラック企業の可能性があります。
当てはまるものがありますか??
- 新卒社員が年俸制(残業代なし)
- 休日出勤しても代休がない(あるが取得できない)
- 20時から打合せを設定された(定常的に)
- 同期の新卒社員がストレスでどんどん太っていく
- 同期の女子社員が先輩に説教され、社内で毎日のように泣いている
- 会社と大げんかして辞めていく先輩がいる
- 同期の男子社員が音信不通になり、いつの間にか退職していた
- チームリーダーが同じチームの部下女子社員と付き合っており、みんなの前でやたらその女子社員を評価しまくる(ボーナスでも高評価)
- 23時なのに、チームメンバー全員が自席で作業をしている
辞める時のやりとり(一部始終)
約4年ほど勤めたこのブラック企業ですが、体力的、精神的に辛く、このままではまずいと思い、転職先を確保した上で上司へ退職の報告をしました。
そのときのやりとりの一部始終がこちらです。
僕「来月一杯で辞めたいのですが」
上司「は?何バカなこと言ってんの??」
上司「もしかして転職先とか決まってんの?」
僕「はい、もう決まっています」
上司「在職中に転職活動するとか、社会人としてあり得ないんだけど?」
上司「辞めてから転職活動するべきだ!」
上司「と言うか、辞めるならその前に1億円の売り上げを挙げてからにしてね」
僕「は?1億円って何ですか??」
上司「お前がやめることによって発生する損失だ。まずは1億円の売り上げを持ってこい」
僕「・・・意味がわからないので、第三者を交えてもう一度話しましょう」
上司「お前と話すことはない。とにかく1億円を用意してからだ」
僕「・・・もういいです。社長と直接話します」
こんな感じで、まったく話になりませんでした。会話を録音していなかったのは失敗でしたが、すぐにメモは残しておきました。
最終的には、社長と話してすんなり辞められることになりました。
すぐに有給を使って休みに入れたので、その後はあの上司とやりとりすることなく済みました。
ブラック企業で得られたこと
まず、ブラック企業とはどんな会社なのかを知ることが出来たのが、得られたことだと思います。
次の会社でちょっとやそっとのことがあっても、動じない経験値を得られました。
若い時期にこのような経験が出来たのは、ある意味でプラスなのかもしれません。
30代で初めてブラック企業に入ってしまうと、かなりキツいことになると思います。
もう一つ、得られたこととして、色々な業務を経験できたということもあります。
ブラック企業特有かはわかりませんが、新卒社員でも早々に責任ある業務を経験できたりするので、転職活動ではその経験をアピールしやすいと思います。
新卒で入社したブラックIT企業を辞めた話 | まとめ
- ブラック企業はすべての従業員がブラックなわけではありません。良い人もたくさんいるのですが、今の環境に適応し過ぎて、それが普通だと思っている感じです。
- 上司へ退職の話をする時は、必ず録音しましょう。理不尽なことを言われても自分の身を守ることができます。
- 会社はたくさんあります。外に目を向けましょう。ブラック企業では、それなりに仕事を任せてくれたりするので、その経験をしっかり棚卸しすれば、次に活かせるはずです。
それでは、また!